緑のブログ

普賢象は二度おいしい!

 

みなさん、こんにちは!

ぼく、ルータソ!

日尚園で自然再生マスコットキャラクターをやっているよ!

 

きょうお話するのは、「 普賢象 」(ふげんぞう)

というサクラの木のお話をするよ~。

 

普賢象の普賢というのは、仏教世界の普賢菩薩さまの普賢から来ていて

八重咲の花の中央から伸びる雌しべが二本長くでるため

その普賢菩薩さまが乗る白い象の象牙や鼻に見立てて

普賢象っていう名前がつけられたんだってね、なるほど!

 

室町時代には、今と同じ咲き方をする普賢象が存在したかどうかは、

諸説あるようだけれどサトザクラ(主にオオシマザクラを基に誕生した栽培品種の総称)

の中ではとても歴史が古いみたい!

 

名前が仏教世界に影響されているのは、それだけ古い時代から

この普賢象が生まれていたことのひとつの証のように思えるんだな~。

 

普賢象の名前のもとになっている雌しべは、改良の末に

正常な雌しべではなくなってしまっているので、細い葉っぱのように

変異してしまってて結実しない

(ってことになっているけれど1~2個さくらんぼが成っている個体を見たことがあるよ)。

 

 

 

八重咲のサクラの花も華やかで綺麗なんだけど

ルータソは、この普賢象のツボミの状態の

品と艶のある薔薇様の色が特に惹かれるんだな~。

 

生命力溢れる野生種と異なる

栽培品種の中で、特に長い年月を栽培品種として継承され続け

他のサトザクラの中では、とても生命力を維持している普賢象。

 

 

( 荒川堤にうえられた普賢象の樹形 )

 

自然に樹形も整い病気にもかかりにくく

ルータソが将来、ひろいお庭の中央にうえるのは、普賢象って夢見ているよ🌸

( 未来のルータソのお庭のイメージ )

 

 

 

 

最後に、荒川堤で気になる品種をもう一つご紹介!

 

こちらは、花に華美さはないけれど

本来のサクラの花らしく、一重咲き。

そして、なによりも甘美な濃いにおい。

その名も~

 

 

 

駿河台匂 (するがだいにおい)

 

お庭の中央ひろばには、大きな普賢象の大木と

そして、入口付近の玄関先には駿河台匂の中木が

香りとツボミと花と葉で季節をおしらせしてくれる🌸

 

そんな妄想に浸るルータソのサクラ話でした!

 

 

( ルータソもすこしサクラ色! ウパパパ )

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