アカマツのお手入れ　～

日本庭園や、お寺の松の剪定は、

出来るだけ松葉を少なく、もいだり切除したり

その姿で本当に　大丈夫ですか？

と問いかけたくなる姿を目にする時があります。

マツは、自然状態では、このような勢いのある姿になります。

うしろ２本は、火山性ガスの影響で枯れています。

マツも他の樹木と同じく、葉っぱ一枚一枚・一本一本を大切にして

光合成しているので、葉が多いほうが勿論元気です。

ですから、お手入れも

他の樹木と同じように

枯れた枝・枯れた葉を除く程度にとどめて

このくらいのほうが、葉も幹も　とても元気そうです。

人も樹木も、おなじ生き物ですから

「　出来るだけ元気でいられる要素を多くして　」

ですから、春に行うミドリ摘みも　

摘み過ぎないで　適度に次代を担う若手に期待して芽を残しておくことが

本当に大切です。

元気でいきいきいていることに越したことはありません。

元気を保つことが根本だと思います。

（アカマツがおしえてくれたことより～）