緑のブログ

金木犀(きんもくせい)の仕立てなおし

今回の御依頼は、家屋の横にところ狭しと成長したキンモクセイです。

 

家主さんが脚立で届かなくなってしまい、剪定できなくなってしまったため代わりに剪定の御依頼をお受けしました。

今回は、今後の成長も見込んで半分近く小さく切り詰めたいとのこと。

 

そこで、強い剪定をしてしまうと2年ぐらいは良い香りとオレンジ色の花が愉しめませんよ、という説明に納得いただいて作業に取りかかりました。

 

 

早速、作業を開始!

 

サイズダウンするために切り口が大きくなってしまったので、キニヌールとトップジンМをまぜた混合癒合剤を塗布して傷口の処置を済ませ、

 

 

お薦めはできませんが、全体の半分以上の切り詰め剪定を行いました。

常緑樹の場合、春~夏にこのような全体の半分以上の剪定を行うと、夏場の日差しに耐えきれず樹木は枯れてしまいます。

※剪定は特に、時期に注意が必要なのです。

 

 

仕立てなおしたキンモクセイ。

 

香りの良いオレンジの花が楽しめるようになるまでは、2年程度の時間が必要となります。

仕立て直しのお仕事の御依頼、どうもありがとうございました。

またのご利用心よりお待ちしております。

ありがとうございます。

 

 

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