緑のブログ

ヒマラヤザクラ

 

先日、熱海でヒマラヤザクラを観察してきました。

 

 

サクラといえば、3月~4月に満開になるイメージがありますが、

それは、この国で園芸品種のソメイソシノが多く植栽されているために

開花時期が同じサクラが一斉に咲き・散る様を皆さんが経験・記憶してからだと思います。

 

サクラは、もともと春に咲くタイプではなく冬に咲くタイプだったようです。

ヒマラヤザクラは、ヒマラヤの山地から中国雲南省~タイの北部にかけて

分布します。

12月から2月にかけて開花します。

花弁は、やや濃い桃色。

花托筒は膨らんで、中に蜜をふくんでいます。

 

 

蜜を求めてミツバチがやってきました。

熱海に生えているヒマラヤザクラたちは、かつて

留学生であったネパールの皇太子が

地元の方から受け取った熱海桜の種子のお返しに

贈ってもらったヒマラヤザクラの種子を育てて

植えられたものが、もとになっているようです。

 

 

 

 

 

 

 

ピレンドラ皇太子からいただいた種子から育ったヒマラヤザクラは、

年月が経過して幹に腐朽が発達しているため周囲を鉄骨で補強している。

 

地元から遠く離れたこの土地で

いまだ花を咲かせる

ヒマラヤザクラ

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