樹木医で森林インストラクターの石井誠治先生から

昨年、春に「エアポテトのグリーンカーテンにトライしてみませんか？」

というお話をいただきました。

お話ととも写真のおイモを五個いただき、

うまく収穫できれば一割お返しという約束つきで、

昨年の春、エアポテトのグリーンカーテンにチャレンジしてみました！

コンテナに排水用の底石をひいて、園芸用の土をいれたら

イモを均等にならべてみました。

エアポテトの葉っぱが風に揺れるとムカゴが大きく成長できないというお話を

お聞きしたので、プラスチックの網にスチール製の網を加えて補強しておきました。

すこし経つとイモから発生したツルが

ぐんぐん、ぐぐんぐん、と伸びてきました！

エアポテトの葉っぱはとても大きく、

手のひらいっぱいに広げたくらいの大きさに成長していきました。

葉裏にはフサフサした毛がいっぱい生えていて、生命力をググンと感じました！

その後、猛暑の夏の間は、しっかりと窓辺のカーテンの役割をしてくれて

みずみずしく潤う大きな葉っぱで目を楽しませてくれました。

ありがとうございます。

そして、秋になり気温がさがってくると、それまでみずみずしく広げていた

葉がしだいに萎れはじめて、つるのあちらこちらで、ムカゴ（エアポテト）が

生まれているのを発見しました。

やった！ついにムカゴが収穫できる！

…、でも

収穫できたエアポテトのムカゴは、はじめの種イモよりも

かなり小ぶりとなってしまいました。

数は増えたけれど、サイズがダウン↓

後日、石井さんに報告すると

「小さいものは、種イモにならなそうなので食べてしまって、

大き目のもので、再チャレンジしてみてください」とお聞きし

エアポテトがどんな味であるのか、俄然興味があふれ出しました。

それでは、さっそく調理をはじめます！

収穫したエアポテトのムカゴを

半分にカットして、

すりおろし器で　スリスリスリスリ

すりおろしますと、ヤマイモのすりおろし様のトロロイモならぬ

エアポテトのトロロイモが完成致しました！

味のほうは…。

イモの独特の香りがして

粘りは非常に強く、

野生的なおいしさで美味でした！

すりおろしたては、アボカド様の緑色が

あっと言う間に酸化して茶色く変化していきます。

どちらの色でもよいのですが

自身は、茶色いトロロイモが野性味が感じられてお気に入りです！

今回は、初回ということもあり

収穫が少ないので

トロロイモ以外の調理が出来ませんでしたが

次回、うまく収穫できた時は、約束の一割をおかえしして

残りを、新たな種イモと蒸しイモやてんぷら調理を試せたら良いなと

今年の秋にむけて夢を膨らませてみました。

夏の暑さを遮ってもらえて・さらに美味を味合わせてくれる

エアポテトに感謝しつつ、このような機会をくださった石井さんに感謝いたします。

どうもありがとうございました！

気になる木の生態についてわかりやすくおしえていただき、

いつもありがとうございます。