緑のブログ

ミナミトゲヘリカメムシ

 

 

先日、お客様のクスノキの剪定に行った際に、見慣れないカメムシを見つけました。

調べてみると

「ミナミトゲヘリカメムシ」という名前のカメムシであることがわかりました。

 

本来は南方系のカメムシのようで、沖縄県ですとシークワーサーを加害する害虫として

しられているようです。

また、温州ミカンやカキやスモモでも被害があるようです。

温暖化にともなって他の害虫とともに北上してきたことがうかがえます。

ミナミトゲヘリカメムシは、クスノキ、シロダモ、などクスノキ科植物を寄主として

生活しているようでクスノキ植物の条件が悪くなるとその他の果樹に加害するようです。

両肩にツン!ツン!と

棘を二本もっているので

すぐに判別できると思います。

 

また、ほかにも、クスノキの葉を吸汁して

葉っぱを斑点模様にしてしまう「クスベニヒラタカスミカメ」という

中国から侵入した外来昆虫種も2016年から問題となっています。

5~11月頃の活動期にクスノキの異常落葉を招き、当該樹木を衰退させる心配があるので

注意が必要です。

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