緑のブログ

富士山無事に登頂 五合目〜頂上まで

 

この傾斜が、富士山の5合目より先の勾配です。

 

さて、今回は、一合目から五合目に続き、

五合目から頂上まで。また頂上から五合目まで降りる登山です。

 

 

 

飲料水は、5合目で200円だったものが、

7合目では、600円に上がります。

 

 

それもその筈、五合目から上に荷物を運ぶ為に

重機の力で運ぶため、上にいけばいくほど、

飲料水は、貴重になるからです。

 

 

倒されたも傾いて生育するガケカンバ

 

 

富士山の5合目までは、

自然の多様性は、周辺の山とあまり変わらないように見えましたが、

5合目からは、様子が一変します。

噴火して降り注いだ火山灰や溶岩が山肌に残り

その上に、草木が根を張り・枯れて土にかえり

さらに種が飛び、草木が宿り樹木が生育しますが、5合目以上の傾斜がきついところでは、冬に降る雪が春に解ける頃、雪崩のように溶岩や砂利を下方に崩れ落とします。その時に、それまで一生懸命生育していた樹木も一緒に薙ぎ倒されてしまいます。

 

それでも、必須に傾きながら生育しているのが

ダケカンバという樹木でした。

5合目〜8合目まで

主要な生育樹木は、ダケカンバ、ミヤマハンノキ、カラマツ、ナナカマドでした。

 

バラ科ナナカマド

また、7合目〜8合目、標高2800m先から

樹木の成育環境に適していないため、

樹木から草へと変化しています。

 

その中でも、とりわけ風や乾燥に強く、

さらに春の土砂崩れにも負けない植物、

 

 

 

それが、富士山のオンタデ。

 

花が咲いています。花の蜜の香りが強く、ハナアブを呼んでいます。

この植物は、麓から山頂まで、しっかりと

その生命力を示していました。

 

8合目より上で、よく見られた草は、

コタヌキラン、イワツメクサ、オンタデ

この3種でした。

 

この日は、東京で38度でしたが、

富士山8合目では、12度です。

 

標高差で、気温もこれだけ変わるので、

標高により樹木が変化するのも良く理解できました。

 

本日は、8合目の山小屋で宿泊し、

明日の早朝から頂上まで登り〜下山する予定です。

 

ここまで、富士山を登山していて感じたのは、日本の若者はほとんど見られず、海外とくに西欧の観光の方が多いと実感しました。

 

山小屋では、団体の方もいましたので、50人近くが宿泊されて、夜の8時くらいまでバタバタ音がして、その後に静かになったかと眠ると2時頃に、山頂を目指す団体登山者などでガヤガヤはじめます。

酸素が薄いせいか、若干頭痛がありましたが

窓を開けで空気を入れ替えると治まりました。

 

そして、早朝4時になると

風よけのダウンを羽織り、山頂へと登り始めます。

 

 

そして、3300メートルから3770メートルまで、

たんたんと、足を出し続けて

遂に!山頂まで登頂出来ました!

 

 

天候に恵まれて

怪我をすることも無く

感無量の富士登山となりました。

 

 

あとは、無事に下山するのみ!

実は、砂利で非常に滑りやすく

脹ら脛やもも、膝など足にキツイのは、

明らかに、下山です。

特に注意が必要なのは、下山だと実感しました。

 

 

最後に、

いつも段取りからサポート、登山の御指導など

本当にいつもありがとうございました。

 

綺麗に咲くクルマユリが無事下山を5合目で迎えてくれました。感無量。

 

 

どうもありがとうございました。

 

 

 

 

 

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