緑のブログ

傷口にナニヌール?

ぼく、ルータソ!

今日は、剪定切り口への塗布剤の話をするよ。

前回、社長のほうから「 樹木の防御機構を活かした剪定方法 」とか…

ナントカ、カントカ…

チョットむずかしい解説があったとおもうんだ~

そこで人間の場合でも指を怪我したらマキロン シュッとして、バンドエイド貼って

何日かすると かさぶたが出来て かさぶたがはがれる頃には、すっかり傷がなおってる

と思うんだ。

木の場合にも、傷ができたら サッと塗って ばい菌が入らないように傷口をふさいで  雨がふっても 防水ではがれない傷バンドみたいな塗り薬があるんだな~。

各社から いろんな塗布剤が発売されてるんだけれど…

 

例えば、ラックバルサン

キニヌール

トップジンМペースト

カットパスター

バッチレート

カルスメイト

なんかの呪文?

…てくらいに、いろいろあるけれど

 

どの商品にも、セールスポイントがあって、

殺菌効果をうたっているものもあれば、切り口の乾燥防止効果をねらって開発されたものもあるんだ~。

 

たとえば、

 

 

トップジンに含まれるチオファネートメチルは、分解されて出てくるカルベンダジムっていう物質が菌細胞の微小管にくっついて細胞分裂をできなくする効果があるみたいだけど、殺菌効果は塗膜面のごく薄い部分にしかなく、その効果が固まってから継続するわけでもないから、切り口が発生したら 即、ぬりぬりすることが大切だよ~

 

切断面の周囲についても菌類が付着するであろう面にもグルッとひとまわりヌリヌリすることが重要だね!厚め!多め!繰り返し!

それから、雨の日にする剪定は、傷口に薬をぬっても流れ落ちてしまうし、雨の中にたくさんの雑菌が混じってるから絶対だめだよね!人間だって、雨の降り注ぐ手術室で傷口の処置は、さすがに嫌だよね…

剪定をする人だって雨の日に濡れながら木登りなんて、なんかおかしいでしょ~?

 

バッチレートに含まれる8-ヒドロキシキノリン銅は、銅イオンとキレート化合物を作ることで菌類の細胞膜を透過して阻害する効果があるみたいだけど、トップジンで話したのと同じく、雨の日は剪定をしないことや、切断面の菌類が付着するであろう切り口周辺にも多く厚めにグルグルっとぬりぬりすることが、大切だよ!

 

キニヌールは煤煙(炭素のこまかい粉=すす)やキトサンが含まれていて、煤煙は、菌類にとって分解できる食べ物がまったくなくなった状態のただの炭で、キトサンは、甲殻類(かに等)の甲羅からとれる高分子で塗布後にしっかり乾燥すると耐水性のある硬い膜ができるんだって。

そのほかの塗布剤も、

雨の日に切り傷をつくらない!

せっかく塗るのなら、塗り忘れがない! ように、自分自身が処置されてるんだと思って、

① 樹木の防御機構を活かした剪定方法をしっかりおこなって、

② 切り口が発生したら即、塗布剤をヌリヌリしちゃお~ね!

 

 

傷口の大きさ、剪定の時期で使う薬を変えてるけど、日尚園の場合、こんな薬をつかっているよ

↓ ↓

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに、ぼくにつける薬はないけど

ぼくの場合は、再生ができるんだ。

すごいでしょ うふふふ

 

 

 

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