緑のブログ

サクラの再生力

ぼく、ルータソ!

今日は、サクラの木の再生する力についての話をするよ!

”サクラ切るバカ・ウメ切らぬアホ” でおなじみのサクラは、1~2月の冬季に

剪定後に面倒くさがらずしっかりと切り口に傷口処置をすることで、

腐朽菌でボロボロに崩れた幹や老齢木のサクラが若返りをすることができるんだ!

青森県の弘前公園のサクラの管理方法で実証されているよ。

弘前公園のサクラの管理方法は、弘前方式と呼ばれていて

全国のサクラ管理のお手本とされてるみたいなんだよ!

ぼくも実際に弘前公園のサクラ管理を見に行ったんだけど、

若返り更新がこれほど上手に成功している例を見たのが

初めてだっただけに、非常に興奮したのを思い出したよ!

(サクラに限らず管理次第で樹木は ”いきいき”もするし瀕死状態にもなりえることを

弘前公園の作業チームは証明して見せてくれてます)

 

このソメイヨシノは、幹の太さと枝の細さが

アンバランスだけど、地上2m程度の幹は老齢木だけど、その先の葉っぱを多くつけている

枝は冬の寒い時期に幹を切り落とした後に生えてきた萌芽枝を大切に幹に成長させて

この姿になったんだよ。

この写真は、枝や幹の先が、腐朽などで衰退した組織を切除して、

切除手前の健康な枝を残すことで(切り口処置を行うことで)

 

傷口を上手に閉塞させながら 残った枝に養分が輸送されるように

考えて管理されているんだ!

幹は歴史を感じさせる風貌なのに

葉っぱの厚みや緑色の濃さ艶も良く・本当にいきいきしているソメイヨシノだったから

ビックリ!

 

樹齢日本一のソメイヨシノの幹アップ

 

 

樹齢日本一のソメイヨシノのヒキ

 

たとえ高齢になっても、弘前方式の管理方法と

サクラの自己再生力とが合わさると

 

こんなにも力強い樹勢を保てるだなと感心したんだな!

 

 

(丸の先に以前、衰退枝があって・切除処置後健全枝に養分が回っている状態)

 

また、サクラには根の衰退が起きた場合にも

不定根という根の代わりをする細胞組織が発達して

(乾燥しないように湿度調整や風圧に負けないように支持管理が必要だけど)

自己再生する力があるんだな!

 

ルータソも尻尾が欠けたり、エラが無くなったりすると

再生することができるよ!

だけど、最近年を重ねて、だんだん再生力が減ってきていることに

 

 

気がついタソ!!

ソメイヨシノにシンキンカーーン!

 

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